2016年12月01日

ミュージカル『刀剣乱舞』 〜幕末天狼傳〜

さる11/27、ミュージカル『刀剣乱舞』 〜幕末天狼傳〜 をライブビューイングで観劇してきました。

今回の舞台は幕末、物語の中心にいるのは新撰組! ファンの多い新撰組という組織ですが私も例に漏れず大好きです。その分、楽しみな気持ちと不安な気持ちが一緒くた。
描く人によって扱い方ががらりと変わる新撰組、見る前は「どんな風に描かれるのだろう」とドキドキしながら行きました。

結論、とても面白かった! 面白かったし、新鮮な物語でもありました。

この舞台の特徴は、なんといっても主役が「擬人化した刀剣」であるということです。「刀」という武器の価値が大きく変わり始める幕末を、道具である刀そのものの視点から描くというのは物語としてとても新鮮でした。

前作『阿津賀志山異聞』でも描かれましたが、刀たちの抱く「武器として扱われることへの誇り」「使われず飾られることへの思い」「主への心情」、それに「人として身体と心を得た刀が持つ、それぞれの個体差」が加わって、物語に鮮やかな彩りを与えていました。

今作では、新撰組・沖田総司の愛刀として登場した「加州清光」と「大和守安定」、二振りの打刀の対比がとても印象的でした。

元主・沖田の型を積極的に取り入れた、双子のようによく似た太刀筋と、体つき。なのに対称的な服装、性格、自覚している経歴。
面白いな……! こんな風に描けるんだなあ……すごく面白かったです。

新撰組サイドでは、近藤局長の斬首までしっかり物語に組み込んでいることに驚きました。作り手としてはとても難しかったんじゃなかろうかと思いますが、近藤勇役の郷本直也さんの演技の作り込みが豪快かつ慎重で、とても素敵でした。
観る側としても受け止め方の難しいシーンを、思いきり物語に入り込んで浸ることができました。

あとどうしても付け加えておきたいのが、堀川国広役・小越勇輝くんの立ち居振る舞い……! 震えました。

小越くんの存在感、あれは何なんでしょうか。どんな役を演じているところを見ても、いつも感銘を受けます。正体不明の存在感。演技がうまいとかダンスがキレるとか(それももちろんスゴさの一角ではあるんだけど)それだけじゃない。何なんだろう……今はまだうまく言葉にできません、彼を知らない人は見てくれ!

後半ライブパート(というのがあるんです)の、『漢道』を歌い踊る小越くんに見蕩れているうちに、私の幕末天狼傳は幕を閉じました。

次回作の発表があって興奮しているけど、今度のやつはメンツ的にさっぱり話が予想できないね!?
公式の動きをチェックしたいと思います。
ラベル:刀剣乱舞
posted by 豊島オリカ at 00:00| Comment(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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